クラウドファンディングとは、不特定多数の人がインターネットなどを経由して他の人々や組織に資金を提供する仕組みを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語です。
またソーシャルレンディングとは、ネット上でお金を借りたい人・企業とネット上でお金を貸したい人・企業をマッチングする融資仲介サービスのことを指します。
いずれも近年台頭してきた新しい金融サービスとなります。
ここでは、クラウドファンディング・ソーシャルレンディングに関するツイートを集めてみました。
クラウドファンディング・ソーシャルレンディング
maneo
GMOクリック証券から申し込みできるmaneoが少し気になっているのですが、分配金は雑所得扱いとなるのが微妙ですの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2016年11月20日
さらにmaneoの説明に「maneoが投資家に支払う金額は、分配金から源泉徴収税を控除した金額となります。maneoが納付した源泉徴収税額は、確定申告により計算した所得税から控除することができます。」とあって、結局どの範囲なら得をするのか、損をしないのか非常にわかりにくいですの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2016年11月20日
あと、maneoはノーリスクで8%を中抜きするようですの。
ということは、どの銀行からも相手にされなくなった、年利15%であってもお金の貸し手を探している会社に年利7%で貸し出すということですの。
かなりハイリスクミドルリターンな仕組みですの…— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2016年11月20日
ミュージックセキュリティーズ
以前、株以外の投資商品を探していた時に、ミュージックセキュリティーズ(MS)のセキュリテファンドも調査しましたの。
結局、音楽ファンドとレストラン系ファンドとに投資をしたのですが、結果としてはそれぞれの平均利回り▲57%という散々な成績で償還されましたの。 pic.twitter.com/JiAgdZUT0p— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月26日
リスク商品であることは承知していたので、その結果については特に文句を言うつもりはないですの(もう買うこともありませんが)。
ただここのファンドを買う場合、ファンド特有の事業リスク(音楽CDが売れない等)以外にもMS本体自体の信用リスクも引き受ける必要があることに注意が必要ですの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月26日
以下、セキュリテの匿名組合契約説明書からですの。
営業者は、今後、債務超過に陥る恐れがあり、その場合に、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性などがあります。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月26日
これらに該当することとなったような場合には、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、さらには匿名組合出資金の返還が行われないリスクがあります。~営業者が破産などの法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は他の優先する債権に劣後して取り扱われます
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月26日
さらに以下、官報からミュージックセキュリティーズの決算情報ですの。
2016年3月期:当期純損失1.7億円
2015年3月期:当期純損失2.8億円
2014年3月期:当期純損失1.7億円— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月26日
上場しておらず、HPに決算情報も公開していないのでB/Sの詳細はわかりませんが、これだけ毎年赤字を出していたりして、正直いつ何が起こってもおかしくないと思いますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月26日
MSに限らず他のクラウドファンディング会社もそうですが、資金調達スキームが匿名組合又は任意組合であるときは、商品リスクのみでなく、その会社の信用リスクも引き受けなくてはならないということは注意が必要ですの(なのはそんなリスクを引き受けることはとてもできませんの)。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月26日
あとこれはただの余談ですが、以前MSの社長さんをご紹介いただき、再度アポイントを取ろうとしたところお電話かけてもメールをしても無視され続けましたの。
時期をおいて、西日本支社長にも同様のことをされましたの。
ここの会社は無視する文化があるのでしょうか?— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月26日
もし、ここの会社・ファンドに何かが起きて問い合わせをしたときも同じように無視され続けてしまうのではないかと心配になってしまいますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月26日
FUNDINNO
未公開企業への株式投資型クラウドファンディング(CF)サイト「FUNDINNO」になのも登録して、審査も無事通りましたの。
FUNDINNOは、2015年の金商法改正によって解禁となった国内初の株式投資型CFサイトになりますの。https://t.co/y6j68zp3sn— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年4月29日
第1号案件は、請求書電子化のBank Invoice株式会社ですの。
概要を見てみると、直近決算期は売上0で資金調達後の時価総額は187百万円。。。
とりあえずそっ閉じさせていただきましたの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年4月29日
プロのベンチャーキャピタルの方は皆さん、投資の一番の判断ポイントは「社長」とおっしゃってますの。
そんな中、正直このサイトを見ただけでは、社長の「想い」「人柄」「目標達成能力」などなどは全くわからないですの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年4月29日
なの的には、FUNDINNOからは100件に1~2件程度IPO企業が出ればいい方かなと思っていますの。
未公開株投資によって一攫千金を狙うというよりは、がんばってるベンチャー企業の社長に寄付するくらいの気持ちの方がいいかなと思いますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年4月29日
株式型クラウドファンディングのFUNDINNO、2か月ぶりに第二号案件を掲載してますの。どんなものかと思ってみてみると…結構な債務超過案件ですの。
こんな即死可能性のある案件を第2号としてもってきて一般人に買わせようとするとか、FUNDINNOの姿勢には疑問を持たざるを得ませんの— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年6月17日
未公開企業の資本金の調達は、基本的に以下の順番で行っていると思いますの。
①自分・親族
②知人・事業会社
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③ベンチャーキャピタル
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④知らない人— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年6月17日
投資する側としても、知らない人からお金を集めている会社は、そうせざるを得ない何らかの理由があるということを認識しておかないといけないと思いますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年6月17日
※ツイート上では疑問を呈していますが、FUNDINNOの口座開設はこちらから。
クラウドファンディング会社の倒産
ちなみに以前、あるクラウドファンディングに少しばかり投資をしたら、その運営会社が倒産したことがありましたの。
結局、その投資資金は債権扱いになって、債権者集会に呼ばれたことがありますの(せっかくだったので参加もしましたの)。コインチェックとは多分関係ないと思われる話ですがが。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月31日
後で見直したら少しわかりにくかったので補足ですの。
倒産したのは、胴元のクラウドファンディングサイト運営会社の方ですの。
信託保全等されていない金融商品は、その金融商品の値下がりリスクだけでなく、その運営会社の信用リスクも全面的に負ってるということは知っておいた方がいいと思いますの— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月31日