REITは、Real Estate Investment Trustの略語で、投資家から集めた資金を不動産に投資し、そこから生まれる賃料や売却益を投資家に分配する金融商品です。
REIT投資には以下のようなメリットがあります。
(1)少額で不動産投資を行うことができる
不動産に投資する場合、通常数千万円の資金が必要となります。
一方、REITでは最小1万円台から投資をすることができます。
(2)高い分配金をもらえる
REITの平均分配金利回りは4%前後です。
もちろん値下がりリスクはありますが、普通預金の金利0.001%と比較して4千倍のリターンを期待することができます。
(3)分散投資を行うことができる
REITの各投資法人はそれぞれ複数の物件を所有しています。
REIT1銘柄への投資であっても実質分散投資を行うことができ、ポートフォリオ効果を得ることができます。
(4)流動性が高い
不動産は一旦購入すると、売却するには相手方を探して交渉等を行わなければならず、売買成立までかなり時間がかかります。
一方REITは、株と同じように市場でいつでも売却することができ、換金性に優れています。
ここではそんなREITに関するツイートを集めてみました。
REITに関するツイート2016、2017
REIT指数
東証REIT指数も200日移動平均線を抜けてきましたの。
なのは不動産については詳しくないですが利回りの高さには魅力を感じていますので「分配金利回りが高いところから順番に買っていく投資法」をしていますの。
マンション投資に手を出すよりは、全然リスクリターンのCPはいいと思いますの pic.twitter.com/4P31ajlo6K— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2016年12月30日
稼働率
J-REITについて東証フェスタの不動産証券化協会資料から。
これまで景気の影響は、オフィス>商業>住宅の順で受けるものと思っていたのですが、意外にも商業系はリーマンショック後もほとんど平均稼働率を落としていませんでいたの(住宅系でも多少マイナス)。 pic.twitter.com/i5TEd6nvzl— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月2日
これまで商業系REITはあまり注目してこなかったので、隙あらば少し買い増そうかなと思ってますの。
商業系REIT:
イオンリート投資法人(3292)
ケネディクス商業リート投資法人(3453)
日本リテールファンド投資法人(8953)
フロンティア不動産投資法人(8964)— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月2日
あとついでに、住宅系REITの平均稼働率は、2009年7月に底打ちして、2010年には早々にリーマンショック前の水準を超えてきていますの。
オフィス系と住宅系REITの底打ちタイムラグは1年~1年半、というのは頭においておいてもいいかもしれないですの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月2日
J-REITについて東証フェスタの不動産証券化協会資料からもういっこ。
【2003年3月~2016年9月の東証REIT指数とTOPIXの推移】
指数だけだとややTOPIXの方が成績いいように見えますが、配当込みだと東証REIT指数の方がTOPIXを33%ほど上回っていますの。 pic.twitter.com/8lFVz90FfO— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月13日
さらにリーマンショック前の最高値で東証REIT指数を買っていたとしても、配当込みだと2016年9月時点ではプラス10%くらいになっていますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月13日
今日時点の東証REIT指数:1797は、2007年の最高値:2612を30%超下回る水準にあって特に加熱感もないですし、銀行に預金しておくくらいならそれなりに信用力の高いREITを買っておく方がだいぶましな気がしますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年3月13日
バブルチャート
先週の金曜、東証REIT指数は大幅下落で1年半ぶりに安値を更新していますの。 pic.twitter.com/oUz7WdKibM
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年7月17日
ただ個別では優良そうなJ-REIT銘柄も利回り4%を超えてきて、そろそろ買い場を探してもいい頃合いのような気もしますの。
そんな感じで、なのが気になってる利回り4%以上の銘柄を、利回り×NAV倍率(純資産倍率、PBRのようなもの)でチャートにしてみましたの※名称後のカッコ内は株主 pic.twitter.com/S1DeORwEvD— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年7月17日
規模・安定性を望むなら産業ファンド3249 やフロンティア8964、配当重視でリスクも取っていくならスターアジア3468 やインヴィンシブル8963、それらに物流のラサールロジ3466 や介護施設のシニアリビング3460などなどを加えると結構悪くないPFも組めるかなと思いますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年7月17日
※スターアジアは資産入替に伴う売却益が含まれているため、巡航分配金はこれより低くなります
大江戸温泉リート
あと今日は大江戸温泉リート投資法人(3472)も打診的に買ってみましたの。
できればもう少し安いところで買いたかったのですが、利回り5.8%、NAV0.93倍のこの水準ならまあいいかなと。
変わり種リートということで、分散の意味でも下がれば買増しも検討していきたいところですの。 pic.twitter.com/YEbrg8zITA— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年1月13日
マリモ地方創生リート
あと今日は地味にマリモ地方創生リート投資法人(3470)を一株だけ買ってみましたの。
スポンサーに少し不安が残りますが、ポートフォリオを地方に分散させていることと、分配利回りが7.15%とかなり高いことで試し買いしてみましたの。
今後こけても痛くない程度にもう少し増やす予定ですの pic.twitter.com/pWueqR12Uq— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年1月30日
ラサールロジポート
日経ムックの「REITまるわかり!」を読んで、物流系REITは賃料が安定している感じで良さそうでしたので、ラサールロジポート(3466)を試しに買ってみましたの。ここから下げるなら、買い増しも検討していきたいところですの。https://t.co/JWZQjtcu85
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年8月17日
REITに関するツイート2018
ヘルスケア&メディカル
今日権利落ちのヘルスケア&メディカルREIT(3455)を追加購入してみましたの。
去年の11月にJ-REITで初めて病院を取得するなど、中々面白い取組みをしているかと思いますの(病院の鑑定NOI利回りは7.4%)。
分配利回り4.9%+楽天証券の貸株利回り1%で合計利回り5.9%はまずまずかなと思いますの。 pic.twitter.com/jz9CAi6abB— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月29日
インヴィンシブル
分配金利回り6.6%のインヴィンシブル投資法人(8963)をNISAで少し追加買いしましたの。
資産運用会社はコンソナント・インベストメント・マネジメントと、何かうさんくさい感じがしますが、去年末の買収によりソフトバンクグループの一員になっていますの。
ここから下がればまだ買い増す予定ですの pic.twitter.com/dxOkPpaaiF— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年2月14日
カナディアン・ソーラー・インフラ
去年暮れから少しずつ買い進めていたカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)をNISAで少し追加買いしましたの。
現時点の分配金利回りは5.1%ですが、2018年12月半期以降の巡航利回りは7.1%なので、そのうち水準訂正されるのではないかなーと思っていますの。 pic.twitter.com/VmBRsBgaxr— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年2月21日
なのは一応タカラレーベン、いちごグリーン、日本再生可能エネルギーも少しずつ持っていて、インフラファンドをコンプリートしていますの。
これらインフラファンドは、成長は難しそうですが、分配金利回りが高く、高利回り債券の位置付けとしてPFに加えてみるのはありかと思いますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年2月21日
産業ファンド
産業ファンド投資法人(3249)のPO、5口申し込んだら全部補欠当選でしたの。
・発行価格:119,437円
・ディスカウント率:2.50%
まずまずの需要だったのではないでしょうか。 pic.twitter.com/NhtWIHwFXP— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年2月28日
Oneリート
Oneみずほと言いながら合併から16年経った今もシステム統合がなされていないみずほ系のOneリート(3290)、ひそかになののREIT持分第2位ですの。
何だかんだで信用力は大きいスポンサー(みずほ信託)で分配金利回り5.3%+楽天証券貸株金利1%はコスパいいかなと思いますの。 pic.twitter.com/yGXOrZ84ec— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年3月15日
REITポートフォリオ
よく人から
「マンション・不動産投資を始めたいのですが、どう思いますか」
と聞かれるのですが、そのときは
「ちゃんと勉強すれば儲けられるけど、勉強しないで儲けられるとは考えない方がいい」
と答えていますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月13日
また、先日マンション建築最大手勤務の方が「不動産業界人と一般人では手に入る情報の格差が極めて大きい」と言っていましたの。
資金力は仕方ないとして、個人が不動産投資で儲けるには業界人に負けないくらいの知識・情報力を身につけた上で、小回り力で勝負していかないといけないかなと思いますの— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月13日
なのは、不動産に関する知識・情報力を身につけるのは大変だと思っているので、全てREITで代用していますの。
色々本を読んだり、詳しい人のtwitter・ブログを読んで勉強はしてるのですが、結局どういったREITに投資をすればいいのかはよくわからず、完全にオリジナルな考え方で投資していますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月13日
で、その投資の考え方というのは、
・分配金利回りの高いところを上から並べて、スポンサー(資産運用会社の大株主)の信用力が高そうなところには投資をあつくする。
というものですの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月13日
一応2008年のリーマンショック後、ニューシティ・レジデンス投資法人というREITが民事再生法適用で上場廃止になった事例があるので、分配金利回りが高いところであっても資金を入れ過ぎないよう注意はしていますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月13日
せっかくなので、そんななののREIT組み入れ額上位6銘柄ですの。
①3290Oneリート 8株×220,200円(時価247,200円)
②3298インベスコOJ 124株× 10,110円(時価14,060円)
③8963インヴィンシブル 24株× 48,400円(時価50,000円)— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月13日
インベスコ安く仕入れていて良いですね!簿価ベースだと利回り凄いことに!
— 投資カービィ(-99.99歳) (@toushi_kirby) 2018年5月14日
カービィさん、確かに仕入れ安すぎると思って見てみたらインベスコだけエクセルの計算式間違えていましたの…
正しくは、12,410円でしたの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月14日
④3296日本リート 3株×270,300円(時価329,000円)
⑤3278ケネディクスRN 6株×143,900円(時価159,000円)
⑥3476みらい 5株×182,500円(時価183,200円)— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月13日
保有REITの分配金平均利回りは5.4%と結構高い水準になっていますの。
今のところREITへの投資比率は23%程度ですが、もう少し増やそうかなとは思っていますの。
株クラでもREITはあまり人気ないですが、資産分散の観点からも少し組み入れることはありかと思いますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月13日
今まで全く投資に触れてこなかった人って、何故か「不動産は安定資産」みたいなイメージを持ってる人が多そう。
周辺の環境がどうなるかなんてわからないのに。— ごんぞう (@onigirisukiyan) 2018年5月13日
ごんぞうさん、なのも同意見で、流動性がない、値下がりリスクがある、まとまった資金が必要ということを考えると、不動産投資はよほど勉強してリスクを抑えない限り、一般人にはリスクが高すぎると思っていますの😑
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月13日
現物不動産はロットが大きいのと流動性、手間がネックなので、資産分散目的でしたらREITの方がやりやすいように思います。
事業用や海外不動産の現物は中々手が出せないので、余力ができたら不動産資産の分散のためこれらのREITのポートフォリオを組んでみたいと密かに思ってます。
— Rikyo@株式不動産投資 (@Rikyo2014) 2018年5月13日
実際いっぱい投資用不動産をもっていらっしゃるRikyoさんのご意見大変参考になりますの🍀
なのも海外不動産は投資信託で持ってますが、新興国がいまいちなので、軽い組み直しをしようかと考えている感じですの🐋— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月13日
CREロジスティクスファンド
CREロジスティクスファンド投資法人(3487)、調べて面白そうだったので買い増ししましたの。
平均賃貸借残存期間は8.1年とこれからも安定的な分配が続きそう、かつ、スポンサーのシーアールイーは小粒ながらも特に財務は悪くなく、分配金利回り5.1%はまずまずの水準かと思いますの。 pic.twitter.com/n2MyUlkNyX— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年6月13日