バブルチャート~2018年編
バブルチャート2018年編です。
2017年編はこちらをご参照ください。
高ROEの銀行
この3連休中に少し銘柄をスクリーニングしたのですが、買えるかなと思ったところがREITか、貸株で利回りをかさ上げできる銘柄くらいしか見つかりませんでしたの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月8日
そんな感じで久々に、まだ何とか割安感の残る銀行株のうち比較的効率よく経営している銘柄でバブルチャートを作ってみましたの。
①X軸にROE、Y軸にPER、バブルの大きさは時価総額を表してますの(右下ほど割安?)。
②ROEが6.0%以上の銘柄を抽出していますの。 pic.twitter.com/pVsHWjaj2C— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月8日
積極的に買えるかは微妙ですが、メガバンクではみずほFGが割と出遅れてる感じですの。
地銀では関西アーバンも割安感ある感じですが、近畿大阪銀・みなと銀と合併後、3/28に上場廃止予定なので手を出しにくいですの…
配当利回りも考慮するとあおぞら銀行が比較的ましかなという印象ではありますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月8日
こうしてバブルチャートを作っていただきますと、決済のセブン銀行はともかく、スルガ銀行の1社だけ違うビジネスをしている感すごいですねぇ…
— ruinwalkers(乙かれ提督) (@ruinwalkers1) 2018年1月9日
半導体製造装置
半導体製造関連で業績絶好調な企業が多いように思ったので、バブルチャートを作ってみましたの。
①X軸にROE、Y軸にPER、バブルの大きさは時価総額を表してますの(右下ほど割安?)。
②時価総額3,000億以下、PER30倍以下の銘柄を抽出していますの。 pic.twitter.com/zjMilmIaj2— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月21日
この中で割安感が鮮明なのは、タツモとヘリオスTHDかと思いますの。
両社とも進捗は順調でどこかで上方修正してくる可能性は十分あるかと思いますの。
また、ヘリオスTHDは配当利回り2.6%、タツモはSBI証券で貸株金利2%がつき、利回りの面からも悪くないですの(タツモはちょっと買ってみましたの)。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月21日
その他、右下にあるテクノクオーツ、内外テック、アドテックPTは進捗率、時価総額の面からも妙味があるかと思いますの。
右上のシーシーエス、中村超硬、Vテクも上方修正が出れば右下に降りてくる可能性があり、詳しく調べてみるのもいいかもしれないですの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月21日
あと、一番右下にいるアピックヤマダは進捗率が悪く、通期の計画を達成してくるかはちょっとわからないですの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月21日
サイバーセキュリティ
直近NEM問題でも注目され、今後市場拡大が確実に見込まれるサイバーセキュリティ銘柄でバブルチャートを作ってみましたの。
①X軸にROE、Y軸にPER、バブルの大きさは時価総額を表してますの(右下ほど割安?)。
②赤字会社は除外、テリロジーとFFRIは見やすさのためPER70倍の位置に置いてますの。 pic.twitter.com/hNzK3J4BFJ— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年2月12日
一番割安の位置にあるテクマトリックスについて、四季報に「情報セキュリティ製品が絶好調」とあったので含めていますが、主事業はサイバーセキュリティでないこと、補足しておきますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年2月12日
基本的にどの銘柄も割高でなかなか積極的には買いにくいですが、デジタルアーツとラックは連続増益の実績からも抑えておいていいかもしれないですの。
あとはお好みかと思いますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年2月12日
社長が37歳以下の銘柄
若さの可能性は無限大!
ということで社長の年齢が37歳以下の会社でバブルチャートを作ってみましたの。
①X軸にROE、Y軸にPER、バブルの大きさは時価総額を表してますの(右下ほど割安?)。
②図の見やすさを考慮して、PER100倍以下の黒字企業のみを表示していますの。 pic.twitter.com/T3JQuY1aiW— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年3月17日
右下にいるアカツキは去年の8月からずっと右肩下がりが続いていますが、そろそろ下げ止まってもいい水準かなとは思っていますの。ドッカンバトルの一本足は気になるところですが。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年3月17日
もう一つ右下の神戸物産は二代目社長で、現社長の経歴は京都薬科大学大学院修了→大正製薬研究職→神戸物産入社になりますの。
正直、かなり畑違いかつ、時価総額1500億円超の企業で少し大丈夫かな…という気はしますの(実際、所得隠しやインサイダーなど問題が起きていましたし)— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年3月17日
残るところでホスティングのGMOペパボは時価総額も84億円と低く、狙ってもいいかなと思いますの。
あと、リクルート出身のじげんの社長は話を聞いたこともあって、かなり力のありそうな人で去年少し狙ってた時期もあったのですが、するするっと逃げられてしまいましたの…— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年3月17日
この回帰式おもしろい。ROEが上がっていくほど低PERになる・・という本来の予想と逆の式になっている。。やっぱ時価総額の大きさのほうがPERとの相関性が高いのかも。
— らう (@rau2rau2) 2018年3月18日
高効率・高成長企業
どんな状況下でも伸びそうな高効率・高成長企業のバブルチャートを作ってみましたの。
①X軸にROE、Y軸にPER、バブルの大きさは時価総額を表してますの(右下ほど割安?)
②ROE20%以上、自己資本比率50%以上、経常利益伸び率10%以上、3年平均売上伸び率20%以上の企業を抽出してみましたの pic.twitter.com/o4uUB6MIJZ— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月26日
先ほどのバブルチャートは、PER40倍以下、配当有りの企業に絞っていますの。
あと、東京エレクトロンは時価総額の大きさが圧倒的だったので、バブルの大きさを1/4に調整していますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月26日
バブルチャートを見てみると、うまい人がしれっと買ってるようなTLでもたまに見かける銘柄が多く出てきていますの。
ちなみになのは、たまたまですが右下に位置しているリミックスポイント、エイチーム、東海カーボンを保有していますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月26日
東京エレクトロンは配当利回りも高く、個人的に(3.8%)抑えたい銘柄でありますが、1単位が大きく(200万円以上)なかなか手を出せないところですの。
不動産系で唯一出てきたレーサムはなかなか面白い位置にいると思いますの。軽くチェックですの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月26日
あとカヤック、システム情報あたりは時価総額も大きくなく(150億円程度)、PERを見てもそれほど割高ということもないので、大きく狙うには面白いかもしれないですの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年5月26日
なのさんハナツアー、システム情報気になります😉監視はずしてました。ありがとうございます。
— 海のなみタン™🌑↘🌕⤴™ (@Namikiti7) 2018年5月26日
カヤックさん…頼む…頼む…
— ふかひれ (@shark_samesuga) 2018年5月26日
この中ならエイチームとシステム情報に興味もつかなあ・・
— らう (@rau2rau2) 2018年5月28日
なのなのさん、我らのエイチームはチャリンコ事業を懸念してますw
— ヒデ (@hide3ka3) 2018年5月26日
レーサム凄いじゃないですか…
昨日損切りしたなんて誰にも言えない…— マ・クベ (@EvMLetiTxS57kWJ) 2018年5月31日
なのさんの分析いつも勉強させて頂いています!
システム情報は一時持っていたことがあって、会社も東証1部か2部を目指すと公表しているので、またどこかで買い戻したいところです。
もう一部昇格要件も満たしていると思うのですが、なかなか昇格発表ないですね。https://t.co/kJr1lOMZ9N— 個人投資家TOM (@go_tmk) 2018年5月27日
こういうのチャート以上に各ホルダーの意見とかみれるのが楽しい
— 10-4-6 (@benliITF) 2018年5月27日
利益テンバガー銘柄
今日の日経新聞の記事にあった利益テンバガー銘柄でバブルチャートを作ってみましたの。
①X軸にROE、Y軸にPER、バブルの大きさは時価総額を表してますの(右下ほど割安?)
②日経新聞に掲載の、2018年度に連結純利益が10年前比で10倍以上になった銘柄群ですの。 pic.twitter.com/30u0m45mZt— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年6月10日
スタートトゥデイは王者という感じで、高成長に見合う評価を市場から受けていますの。
一番右下にいるのはブイ・テクノロジーですが、2013年度の売上が前年比26.7%になったこともあるなど景気の影響をモロに受けるので、ちょっとなのは現状投資対象外としていますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年6月10日
神戸物産はちょくちょくスクリーニングにひっかかってくるので、何かしら妙味はあるかと思いますの。
この中で一番面白そうかなと思ったのは、+時価総額の小ささからキャリアデザインセンターでしょうか。もう少し配当利回りがあればいいのですがが。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年6月10日
当時とは売上も全然違いますが、 Vテクは一度20000円から700円台の全戻しをやってるので、高値から入るのは微妙ですよね。 pic.twitter.com/iOGNp8Jj3r
— 個人投資家TOM (@go_tmk) 2018年6月10日
個人投資家TOMさん、おっしゃるとおりですの。
「高値おぼえ、安値おぼえは損のもと」という格言を特に意識したい銘柄ですの(遠いむかしに往復ビンタをくらったことがあったりもしたので💦)— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年6月10日
その格言は初めて知りました。
勉強になります!高値更新時の出来高が徐々に小さくなっているのも天井サインっぽいですね。
一度利食いしていて、下げたらまた買おうかと思っていましたが、なのさんのツイートで売上が26%にまで下がった事があると知って考え直そうと思いました。笑
— 個人投資家TOM (@go_tmk) 2018年6月10日
自動翻訳機銘柄
なのなの先生を参考に、バブルチャートを作ったよ😄
私が気になる自動翻訳機銘柄🐼
オリンピックで訪日外国人も増えるし、実際にたくさん売れているらしいよ🦊
最新の四季報独自予測の純利益と、直近IRの貸借対照表から算出したよ🦄
バブルの大きさは時価総額、右下ほど良いものになるね🐸#PER研 pic.twitter.com/3qIxmxV7g0
— るる🇯🇵🇺🇸 (@nyaon22207285) 2018年6月12日
高ROEかつ高経常利益率の企業
ROEの高い企業は有望ではありますが、それだけでは不十分な点もあることから、高ROEかつ高経常利益率の企業でバブルチャートを作ってみましたの。
①X軸に経常利益率×ROE、Y軸にPERをとりましたの
②ROE25%以上、経常利益率25%以上、PER40倍以内、時価総額2千億円以内の企業を抽出してみましたの pic.twitter.com/jG4XCgJ0BZ— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年7月8日
FPGはいい位置にいますが、国際財務報告基準(リース会計)変更に伴う影響はよく調べておく必要があると思いますの(JIAは影響軽微とのIRを出していますが)。
プレミアGは、正直これまであまり評価していませんでしたが、この図を見るとなかなか面白そうな位置にいますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年7月8日
その他、GameWith、ヒロセ通商、JACリクルートメントなどなどtwitter上でうまい方が推されてる銘柄が多く入っていて、twitter情報はさすがな感じですの。
ここにのってる銘柄はとりあえずチェックしておいてもいいかなーと思いますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年7月8日
一応、経常利益率×ROEの値になじみがないという方のために、先ほどの銘柄でX軸をROEとしたバブルチャートも貼っておきますの。
スカラは17/6の数値が用いられてROE60%超えとなっていますが、18/6は大幅減益予想のためだいぶ左に移動すること注意が必要ですの。 pic.twitter.com/8FJz6pFLKs
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年7月8日
ちょうどヨコワケしゃんがROEと自己資本比率重視の観点から、テクニカルなどをまとめてらっしゃったので、こちらもあわせてご参照されると強いかと思いますの。 https://t.co/wyqA4oyDoD
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年7月8日
リーマンショックの時に下がらなかった銘柄
ここ最近の下げを見ていると景気後退局面に入った可能性もあるので、景気後退時でも強そうな銘柄として、リーマンショックの時に下がらなかった銘柄でバブルチャートを作ってみましたの。
①X軸にROE、Y軸にPER、バブルの大きさは時価総額を表してますの(右下ほど割安?) pic.twitter.com/F3zArgQm70
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年12月23日
②日経平均予想さん(@nikkei_yosoku)のブログ記事
・リーマンショックでも下がらなかった株?暴落に負けない株!(https://t.co/g0ZpL6zoEc …)
を参考に、リーマンショック前の高値(2007/7/9)から後の底値(2018/10/28)にかけてだいたい20%以上株価が上がっていた銘柄を抽出していますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年12月23日
ぱっと見た限りでは、業種などにいまいち傾向は見られないですの。
一番右上に位置するピジョンは製品優位性が高く、またここ数年ROE・営業利益率は上昇傾向にあって、全体が落ち着いてくれば戻りは早いような気もしますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年12月23日
ウェザーニューズはリーマンショック時も増収増益を続けていましたし、航海・鉄道・航空向けの気象情報販売は不況でも強そうな気もするのでウォッチリストに加えようかなと思っていますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年12月23日
後は、割安感では古河電池、配当利回りの高さからだとマースグループHDあたりはチェックしてみてもいいかもしれないですの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年12月23日
ピジョンは私の監視銘柄の一つですが、「全体が落ち着いてきたら」の部分では特に中国景気の状況を見ておいた方がいいと思います。
— リプリー (@ripleydamon) 2018年12月23日
確かに売上の33%を構成しているだけに中国景気は気にしておいた方が良さそうですの。
景気が悪くなったときに売上が下がるビジネスかということも含めて、もうちょっと調べてみたいと思いますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年12月23日
ピジョン株価が落ち始めたのが10/4ですが、その後10/16に下の記事が出て更に下落、その後12/3の決算発表では中国事業も好調だったのに株価は戻らず、今に至ってます。先行き不安あり、と市場が見ている可能性あります。
株価回復にはこの不安払拭が必要かもしれません。https://t.co/eITdX6jNMM— リプリー (@ripleydamon) 2018年12月23日