苦戦銘柄
買った銘柄がすべて上がってくれれば非常に嬉しいのですが、中にはなかなか上がらず含み損が増える一方の銘柄もあります。
なぜ失敗したのか、購入時のシナリオ・仮説をどのように間違えてしまったのか、同じような失敗を繰り返さないためにも後から振り返り、反省することは有益であると考えます。
ここでは、そのような失敗銘柄に関するツイートを集めてみました(中にはツイート時点では苦戦していたものの、その後上昇して売却済みの銘柄も入っています)。
日創プロニティ
日経平均下げても個別は堅調で、皆さん儲かってる報告ばかりなので、たまにはなかなか上がってくれない保有銘柄を。
日創プロニティ(3440) 538円 +1
メガソーラーバブルも終焉し、何ともギリギリ感のある決算ですの。
配当利4.6%ですが、いつまで続くか少し心配ですの。 pic.twitter.com/vFPOLMGMex— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年1月6日
スターツプロシード投資法人
もういっこ。
スターツプロシード投資法人(8979)153,800円 +300
他からかなり遅れての去年11月のファイナンス、千葉県がやたら目立つ首都圏物件、稼働率低下が続く地方物件など少し粗が目立ちますの。
4株持ってますし、スポンサーさんもうちょっとがんばってくださいの。 pic.twitter.com/YbLUo6KK1E— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年1月6日
シダックス
もいっこ追加ですの。
シダックス (4837) 447円 +1
毎年毎年特損を出していたので、そのうち大きいのがくるのではないかと危惧していたのですが、やはり来てしまいましたの…
本当は処分したいところですが、一応優待込み配当率が8.9%でだらだらと持ち続けてしまっていますの。 pic.twitter.com/9U1gemJlt1— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年1月6日
船井電機
今年は基本的に買えばどの銘柄も上がったのかなという感じだったので、逆に失敗した銘柄を振り返ってみたいと思いますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年12月30日
2017失敗銘柄① 船井電機(6839)
買い理由:ネットキャッシュ>時価総額、かつヤマダ電機限定のテレビが結構売れているとの話だったので、黒字転換・上方修正期待から11月に400株を922円で買い。
→買った翌週に赤字額174億円の大幅下方修正で心が崩れ落ちる感じがしましたの。 pic.twitter.com/wdsLZciJJk— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年12月30日
ただ、キャッシュリッチのためか、ストップ安2連発級の修正にかかわらず、翌日の下げは7%程度にとどまって何とか助かった感じでしたの。
⇒300株は868円で売却して、100株はEV関連期待で継続保有してますの。決算跨ぎはやっぱり危険ですの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年12月30日
船井電機・購入時のツイート
【ネットキャッシュ>時価総額】銘柄として調査していた船井電機(6839)を月曜から小分けに400株/922円で買ってみましたの。
四季報上の現金等389億円(負債0)に対して、時価総額は347億円でネットキャッシュは時価総額を12%ほど上回っていますの。 pic.twitter.com/2Eoc9oEZEx
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年11月1日
あと、船井電機は今年の6月からヤマダ電機限定のテレビを発売しているということで、LABI渋谷に行って店員さんに話を聞いてみましたの。
店員「32型、40型で一番売れているのはFUNAIのテレビ。ヤマダ電機では韓国メーカー等の格安テレビを扱っていないので、FUNAI製品が一番安い」— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年11月1日
他に、FUNAIのどの製品の値札にも「本日限定商品」と書かれていたり、店内放送で宣伝されていたり、かなり力を入れてヤマダは買い煽っていた印象ですの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年11月1日
1Qの経常は2,159百万円の赤字ときつい感じでしたが、毎年2Qは1Qよりいい数字を出してきているので、まあいいかなーと思っていますの。
無借金かつPBRが0.43倍なので、収益が出る体質になれば当然見直し買いも入ってくるかなーと思って気長に待つつもりですの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年11月1日
船井電機・下方修正
船井電機(6839)の18年3月期、想定の斜め上を行く下方修正が来てますの…(百万円)
経常:700→△8,000
当期:200→△17,400
ヤマダ電機との提携が今後うまくいかないようなら、もう解散して資産を株主に分配した方がいいくらいのレベルかと思いますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年11月6日
エニグモ
2017失敗銘柄② エニグモ (3665)
買い理由:元々利益率の高さと成長期待から注目をしていたところ、9月に下方修正が来たので、元々1Qの進捗率は悪かったし織り込み済みだろうと思いPTSで400株を1,255円で買い。 pic.twitter.com/0JjtVnDIYX— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年12月30日
→下方修正は織り込んでおらず、翌日1,215円でストップ安張り付き。その翌日1,151円で寄り付き。
⇒まだ成長基調は崩れていないと思い、400株は継続保有してますの。PTSでの安易な飛びつきは、以降控えるようにしていますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年12月30日
エニグモ・購入時のツイート
PTSで20%超下げてたので、前々から狙っていたエニグモ(3665)を1,260円で買ってみましたの。
決算資料を見る限りアクティブ会員数は順調に伸びてますし、下方修正後でも営業利益率は33%でそこまで悲観する必要はないような気はしますの。
貸借比率0.38で売りも溜まってますし pic.twitter.com/mnvKB5em2I— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年9月13日
貸借は買い残のほうが多くないですかね
— あなかし (@anakashi1) 2017年9月14日
東証信用残は買い残の方が多く、日証金残は売り残の方が多い感じですの。
好き嫌いもあると思いますが、日証金残は毎日更新されるので、なのは日証金残を参照することが多く、そっちの数値を用いましたの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年9月14日
2018/3/18
エニグモ、ストップ安売気配…
気を取り直して次いきますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年9月14日
去年の失敗銘柄だったエニグモ(3665)がいつの間にかプラス圏に浮上してきていますの。
今期予想が市場の期待に届いてないということで金曜は反落していましたが、経常利益率の高さは健在(36%)、かつ現実的な数字を出してきたということで、なのは特にネガティブにはとらえていないですの。 pic.twitter.com/nwoG71a9ed— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年3月18日
フリュー
2017失敗銘柄③ フリュー(6238)
買い理由:優待込利回りが4%近かったことと、3DSソフト「アライアンスアライブ」のヒットからプリントシール首位の収益にゲーセク爆発力が加わるのではないかと期待して7月に600株を1,305円で買い。
→本業の苦戦から1Q決算は前年比大幅減益で翌日16%の大幅下落 pic.twitter.com/s8Afy4ambW— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年12月30日
⇒本業の回復が見込み薄なこと+ゲームアプリ「ぱすてるメモリーズ」がいまいちなことから500株は1,145円で売却。
優待込利回り4.6%から100株は継続保有。
株友達からの「カメラアプリのスノーが流行っているからフリューは厳しいのではないか」との忠言を聞いとけばよかったですの…— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年12月30日
私も1名義損切りして、あと1名義は高配当銘柄として残してあります。
街中ではプリント流行ってるみたいですけど、これで不振だと読めませんね。
有り余るキャッシュを有効活用してほしいです。— 優待弁理士 (@7patentattorney) 2017年12月30日
優待弁理士さん、流行り廃りの激しい女子中高生相手に安定した利益を出しているってのは十分立派ですが、少し間違えると一気に廃れていくリスクはあると思いますの🌧️
多角化の一つとしてゲーム事業をしていますが、なかなか利益に繋がっていないようで少し正念場な気もしますの💦— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年12月30日
フリューは去年約830で買って5月くらいに約1500で売りました。
同社は収益基盤となるプリクラ機の稼働率の大幅な低下は想定してなかったようなので、これからさらに厳しくなると思ってます。
— てへぺろ🔥🚀 (@balianresort) 2017年12月30日
てへぺろちゃん、それはナイストレードですの✨
確かに、この不調がユーザーのライフスタイルの変化によるもの(構造的なもの)だとしたら、業績急回復は難しい可能性はありますの👻
今後は、実際の数字が出てくるまでなかなか読めないかもしれないですの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年12月30日
なのなのさんに褒められて嬉しい😂
シェア70%のフリューのプリクラ機が四半期2回続けて稼働率が落ちるのはユーザーのライフスタイルが変化してきているのかなと思います。
でも、ここから良い数字が出てきたら良いですね( ´∀`)
— てへぺろ🔥🚀 (@balianresort) 2017年12月30日
フリュー・購入時のツイート
先週くらいから目を付けてましたフリュー(6238)を買ってみましたの。
・プリントシール業界において、なのの好きなシェアトップ企業ですの(シェア7割)。
・ROE18.7%とまずまず効率的な経営をしている+無借金ですの。 pic.twitter.com/vqg0xCOFwO— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年7月20日
・前期のゲーム事業は9億円弱の営業赤字だったりとクソゲーメーカーのイメージがあったのですが、6/22発売の3DS用ソフト、アライアンスアライブはファミ通クロスレビューでゴールド殿堂入りするなど、ゲーム事業もコツをつかんできた感がありますの(ちなみに現時点の売上本数は約4万5千本)
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年7月20日
・PERは13.2倍と割高感なく、また最低単元保有時の優待込み利回りは3.8%と利回り水準も悪くないですの。
・現在の時価総額は370億円。らうさん指標の営業利益40億円×10=400億円(ソシャゲ会社は×15で600億円)を下回っていて、十分買える水準かと思いますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年7月20日
・ちなみに2017年秋配信予定のオタクガールズRPGアプリ『ぱすてるメモリーズ』も悪くなさそうな気もしますが、twitterフォロワー数770だったりで買い材料には入れてないですの。 pic.twitter.com/i2mkCbvHGS
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年7月20日
ちなみに「プリクラ」は元々アトラスの登録商標でしたが、
2010年アトラスがインデックスに吸収合併
→2013年インデックス倒産後、セガがスポンサーになる
等の経緯を経て、今はセガゲームスの登録商標になってますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年7月20日
なので、四季報でのフリューの紹介文には登録商標である「プリクラ」ではなく、一般名称である「プリントシール機」との文言が使われてますの(オセロ、ウォシュレット、ラジコンなんかと同じような感じですの)。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年7月20日
2018年3月期第一四半期 決算発表
フリュー(6238)、これはおきつい…
・2018年3月期1Q
売上:5,904百万円(▲0.4%)
経常: 743百万円(▲39.9%)
当期: 495百万円(▲41.4%)— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年8月9日