特許に関するツイート
カカクコム
25日移動平均線を超えてきたカカクコム(2371)をちょっと買ってみましたの。
ちなみにカカクコムはこれまで2件特許を出願していますの。 pic.twitter.com/VD9GuKQzYF— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年4月19日
うち2000年に出願した特許(特願2000-64192)は最終的には登録されませんでしたが、当時カカクコムは、
拒絶理由通知受領
→補正書・意見書提出
→拒絶査定
→補正の上拒絶査定不服審判提起
としぶとく抵抗し、特許化にかなりこだわっていたようでしたの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年4月19日
ちなみにこの特許、当時流行っていたいわゆるビジネスモデル特許で、
「各商品の店舗価格を記憶し、ユーザーの操作によって価格順に店舗を並べ替えることができるシステム(①)」
という価格コムのサイトをそのまんま特許化しようとしていたものでしたの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年4月19日
さすがにそれでは特許化は難しいと、拒絶査定不服審判時には補正によって、
「①かつ最安値が一定以下になったときユーザに通知が来るシステム」
まで権利範囲を狭めていましたが、最終的に新規性・進歩性は認めらず、拒絶査定が確定しましたの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年4月19日
実際のところ「①+ユーザ通知システム」だと権利範囲が狭すぎて競合も回避が容易かなと思いますの。
ただ、カカクコムが価格比較サイトを特許化したと話題になれば、他社は迂闊に価格比較サイトに手を出すことはできず、特許についてよくわかってない先に対する牽制には十分なりえたかと思いますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年4月19日
特許が取れていたらカカクコムはさらに強くなってたかもということと、特許は中身を吟味する必要があって、単に出願された登録されたというだけで株を売買するのはあまりお勧めできないというお話ですの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年4月19日
弁理士@優待バリューさん、プロフェッショナルの方からのコメントありがとうございますですの。確かにカカクコムはあまり知財に力を入れてなく、堀を取ることは考えてなさそうですの。ぐるなび106件やグリー751件などと比較しても、もう少し特許取ってもいいかなとは思いますが。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年4月19日
特許スコア化
最近、特許登録を材料に株価が急騰する銘柄をよく見かけますの。
ただ、どんなにいい特許でも、特許一つだけだと他社による回避は容易なので、それほど価値があるものとは言えないですの。
周辺特許や改良特許などその事業に関わる特許PF全体を見ないと、特許本当の価値は見えてこないですの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年8月30日
などなど特許の価値評価は非常に難しいのですが、特許価値を数値化してくれるサイトとしてウルトラパテントというサイトがありますの。https://t.co/knkbNWaEgv
このサイトをもとに、各社どのランクの特許を持ってるか、ランク比率とともに調べてみましたの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年8月30日
ちなみに
Aランク…めちゃめちゃいい特許
Bランク…それなりにいい特許
Cランク…まあ悪くはない特許
Dランク…ゴミ
というようなイメージをもってもらえたらいいですの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年8月30日
とりあえず、キヤノン(7751)とユニチカ(3103)について特許全体との特許ランク比率を比較してみましたの。
ちなみにキヤノンは2017年国内特許出願数1位など特許に強い企業の代表として、ユニチカは技術的な進歩が停滞した一昔前の企業代表(イメージ)で選びましたの。 pic.twitter.com/pniIJJ4fLs— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年8月30日
これだけではわかりにくいので、さらに以下のように点数化してみましたの。
(特許全体のAランク比率-対象会社のAランク比率)×7
同じようにBランクには3をかけて、Cランクには1をかけてそれぞれ点数を加算— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年8月30日
そうすると、特許スコアはそれぞれ、
キヤノン…32.2点
ユニチカ…▲11.6点
と出てきましたの。
まずまずいい感じの点数が出てきたので、ちょっといまいち技術力がよくわからない…という企業の特許スコアもまた調べてみようと思いますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年8月30日
ちなみに山王(3441)の特許スコアは…色んな人に叩かれそうなので、自粛させていただきますの…
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年8月30日
TLでないのでこちらで。
登録特許数は32個で特許スコアは▲22.8点(少なくとも平均以下)。
まあ、あくまで過去のデータなので、話題の特許についてどうなのかはよくわからないですの💦 pic.twitter.com/ZS5XSV8as3— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年8月30日
特許は自分にとっては難解な領域です(恥)。
御存知、今回の山王相場は積水と比較されゴールドでなくシルバー素材で可能な上にニッケルメッキ工程も必要ないコスト削減に役立てる特許みたいなので。スマホや自動車までとシュアトップ争い妄想が膨らみ。とりあえず、来月の決算は注目してみます。 pic.twitter.com/SETeVpAHvo— ニコー (@hopebrain) 2017年8月31日
特許第6186019号 の明細書をぱっと読んでみましたが、確かに悪くはなさそうな特許かと思いますの🐹
まあ、この技術が売上につながるかどうかは、山王の経営陣・営業の腕次第かと思いますが。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2017年8月31日
この特許価値の数値化というのが、専門家でも非常に難しく、また長年の課題でもあります。有効な特許の取得推進の為検討したこともありましたが、実態とはかけ離れており微妙でした。無体財産って難しいですね。 https://t.co/cZvV6aHa4F
— 優待弁理士 (@7patentattorney) 2017年8月30日
任天堂×コロプラ 特許権侵害訴訟
今週、任天堂が特許権侵害でコロプラを訴えましたが、任天堂の請求金額44億円に対して賠償金・和解金がどのくらいになりそうか調べてみましたの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月13日
請求金額の平均等、ぴったり使えそうな数値が見つからなかったので、知的財産研究所の「特許権等の紛争解決の実態に関する調査研究(2015年4月)」の数値を参考に、独自で算出してみましたの(対象は2004年~2013年の特許侵害訴訟)。
以下、その結果ですの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月13日
(1)判決が出た場合
請求金額の平均:215百万円
賠償金額の平均:25百万円
請求金額に対する賠償金額の割合:11.5%(2)和解した場合
請求金額の平均:97百万円
和解金額の平均:16百万円
請求金額に対する賠償金額の割合:16.6%— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月13日
任天堂としては、今回の提訴は今後パクリゲームを防ぐための見せしめの意味も大きいと思いますし、特許無効審判をかけられるなど裁判が泥沼化しても困ると思うので、コロプラの対応次第ではどこかで和解に応じるのではないかと思いますの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月13日
そのときの和解金は、上記数値から44億円×16.6%の7.3億円くらいが軸になってくるのではないかと思いますの。
その他裁判費用もかかってきますが、コロプラにとって今の時価総額1,270億に比べたらそこまで大きくない金額かなという気はしますの。— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月13日
ただ、今後裁判がどう展開していくかわからないですし、ブランド価値の低下など見えないマイナスも大きく、また、そもそも最近ヒット作がなく、先ほどの計算結果がコロプラ株を買える材料にはならないですの。
裁判の続報には注目したいところですの。
— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月13日
ちなみに以前カプコンがコーエーテクモを訴えた件については、去年末、983百万円の請求金額に対して、5百万円の支払いを命じる判決が出ていますの。
なかなか厳しいですの。https://t.co/t3DoMsnX3g— なのなの@けんぎょう投資家 (@nano_nano2001) 2018年1月13日